【ポケモンSVシーズン9】ダイスガッサが全てを壊す【最終379位 レート2002】

ポケモンSVシーズン9】ダイスガッサが全てを壊す【最終379位 レート2002】

 

みなさんこんにちは、けーたです。

SVにて初めてレート2000に到達、

9/9の雷撃オフにてベスト16となったので構築記事として残すこととしました。

拙い文章ですが、よろしければご覧ください。

 

構築の経緯

最近のランクマは水テラスしてくる子増えたよなぁ。そういえば葉桜杯だったかで見た剣舞炎テラスガッサとか強かったよなぁ。この子を軸にPT組んだら面白いかな?というふんわりとした気持ちでスタートしたのがきっかけでした。使い始めてから手ごたえを感じていたので、この子を中心に色々と試してできた構築となります。

 

コンセプト

シンプルにアタッカー一体と、ヘイラッシャ&ディンルーの二体で回していくというスタンダードな戦術となります。炎テラスガッサを先発に置いてまず一体を持っていき、数的有利を取って、その後の流れを引き寄せていくのがこのPTの基本的な考えとなっています。

 

個体紹介

ボルトロス(れいじゅう)

特性:ちくでん
性格:おくびょう
持ち物:こだわりスカーフ
テラス:ひこう
実数値:155(6)-112-90-197(252)-100-168(252+)
技:10まんボルト / ボルトチェンジ / テラバースト / くさむすび

最速CS、余りH

 

シンプルなスカーフのアタッカー。

スカーフを持つことが多いウーラオスや霊獣ランドロスにも確実に上を取るために最速スカーフで使用しました。また、PTの電気、地面、飛行の一貫切り、電気に強い電気枠として入れました。飛行テラスは主にウーラオスを殴るための意識として選択しました。くさむすびはガチグマを使ってた時に何度もやられたので、入れてみました。

この子の選出自体はそこまで高くはありませんが、(主に霊獣ランドロスの)飛行技や地震を安易に打たせないためにも必要ではありました。

 

キノガッサ

特性:テクニシャン
性格:いじっぱり
持ち物:いかさまダイス
テラス:ほのお
実数値:151(124)-200(252+)-100-72-80-107(132)
技:タネマシンガン / マッハパンチ / テラバースト / つるぎのまい

A:特化

S:サーフゴーS4振り抜き抜き調整、無振り86族と同側

H:余り

 

このPTの主軸のダイスガッサ。

基本的には先発で出し、まず一匹を持っていきたいのが目的となります。

相手のPTにサーフゴーやモロバレルがいて、先発に来なかった場合、

相手がその二体のどちらかに引いてくる可能性が高いので、そこで剣舞を積んで炎テラバで倒しに行くのが主な動きとなります。サーフゴー相手は眼鏡シャドボでなければこちらは落ちず、Sを振ってない子には上を取って返り討ちに出来ることは多かったです。また、たとえ先発がパオジアンやハバタクカミと対面したとしても剣舞を選択していましたが、体感9割は無償で積めました。やられるパターンとしては相手が草テラスをして対応されたり、その二体を選出していないことでした。

サーフゴーやモロバレルがいない場合は、先発でよく来るパオジアン、ハバタクカミ、テツノツツミなどは炎テラスをして氷やフェアリーを受けてタネガンで突破をしています。

タスキも胞子もないので、若干の強気の読みが必要となるものの、いかさまダイスによる実質タイプ一致威力150以上確定のタネガンの火力はすさまじく、使ってて楽しい子でした。オフでは(バレバレとは思いますが)いかさまダイスと思われないように、回数を数えて多少の演技を入れるのも面白かったり。

 

パオジアン

特性:わざわいのつるぎ
性格:ようき
持ち物:たべのこし
テラス:ゴースト
実数値:187(252)-149(68)-123(180)-99-86(4)-171(4+)
技:つららおとし / かみくだく / みがわり / ぜったいれいど

S:最速ガブ抜き抜き

努力値はシーズン5の一位のシグマさんのゴツメパオジアンを真似させていただきました。

調整先についてはシグマさんの構築記事にてご確認ください。

 

環境に多いカイリュー+サーフゴーに対抗でき、後半増えてきたイダイトウを上から殴れ、さらには絡め手に対抗できる子として使用しました。元々はこの役割を求めてテンプレ炎テラスコノヨザルにしていましたが、イダイトウが増えてきて対処が厳しくなったことから変更しました。

ランクマにてパオジアンと対面して何度か零度されて厄介だなと思い、自分でも使ってみようかなと思ったのがきっかけとなります。零度を打つのであればその試行回数を稼げる身代わりが欲しいなと思い、その体力を補える残飯がよいと思い、この構成となりました。

ゴーストテラスはしんそくや格闘技を透かさせて身代わりを残す狙いで選択しており、ゴーストテラスをすると零度の命中率がさがってしまうので若干のアンチシナジーではあるものの、零度はあくまで受けや低火力の子への対抗策であり、基本的にはつららとかみくだくで負担を与えていく動きとなります。

本当は零度を無効にする氷への打点として聖剣も入れたかったですが、求める役割を遂行させるためにはどうしてもスペースがありませんでした。

 

ヘイラッシャ

特性:てんねん
性格:わんぱく
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:257(252)-120-183(252+)-76-85-56(4)
技:ウェーブタックル / ゆきなだれ / あくび / ねむる

HB特化

S余り

 

シンプルな物理受け。ゴツメによりサイクルを回しながらダメージを稼げるようにしています。技はダメージ重視でウェブタ、カイリュー霊獣ランド意識のゆきなだれ、対面操作のあくび、状態異常対策(主にどくびし)に眠るにしました。フェアリーテラスはウーラオスの格闘や悪技を受けるために選びました。

飛行テラバカイリューやパンチグローブ水ウーラオスなど、接触してこない物理を相手をするのが多少辛い相手がいるものの、積みストッパーやゴツメと合わせたサイクル負担の貢献度は高く、PTの守護神となってくれました。

 

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:おくびょう
持ち物:こだわりメガネ
テラス:フェアリー
実数値:131(4)-67-75-187(252)-155-205(252+)
技:ムーンフォース / シャドーボール / マジカルフレイム / サイコショック

最速CS

H余り

 

シンプルな眼鏡アタッカー。PT全体が物理よりなため、火力があり、無難な特殊アタッカーが欲しいと思い入れました。技自体はムンフォとシャドボしかほぼ撃たず、残りの2枠は検討しながらこうなりました。

この子も霊獣ボルトと同じく出番は少なめであり、物理の通りが悪い時や受け二体のどちらかが必要ない時のアタッカーとして選出していました。

今考えるとマジカルフレイムよりも、ほろびのうたの方がまだ出番はあったかもしれないです。

 

ディンルー

特性:わざわいのうつわ
性格:いじっぱり
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:はがね
実数値:231(4)-178(252+)-145-67-132(252)-65
技:じしん / しっぺがえし / ヘビーボンバー / カタストロフィ

A特化

Dぶっぱ

H余り

 

特殊に鬼硬のアタッカー。オフで対面した時も多くの人に「硬!?」と言われており、それもそのはずで特殊耐久はHD特化砂バンギ(51853)よりも硬いです。(60984)

技はタイプ一致の二つ、ハバタクカミ意識のヘビボン、便利なカタストロフィとなっており、特にしっぺがえしは交代されたら火力は落ちるものの、通る相手が多く使い勝手がよかったです。テラスは格闘耐性を付けられ、どくびしを回収できる毒か、格闘が一貫するものの多くの耐性が付けられる鋼でずっと迷ってはいましたが、鋼テラスすることでパオジアンのつららおとしを受けられ、ヘビボンで確1を取れるという理由で選びました。

とにかく圧倒的な耐久で特殊相手に蹂躙でき、この子一体で詰ませることも多かったです。テラスをして弱点を切り替えることで場持ちをよくして戦えるのもこの子の強みでした。慎重にして耐久をさらに伸ばそうとも考えましたが、いじっぱりでも火力が物足りないこともあったので、こちらにしてよかったとは思ってます。

また、この子を入れることでこちらのガッサとハバタクカミが対面した時に、安易にシャドボを選びにくくして炎テラスでムンフォを受けてガッサで突破する狙いもありました。

 

選出

アタッカー一匹(主にガッサ)+ヘイラッシャ&ディンルー

 

基本的にはガッサを先発に出し、後ろのヘイラッシャ&ディンルーで詰めていく流れとなります。ガッサでうまく一匹をもっていき数的有利を取って詰めていければ理想となります。

アタッカーの先発が厳しい場合、先にヘイラッシャ&ディンルーで削っていき、隙を見て上からアタッカーで〆るという流れもありました。

相手のPTが物理や特殊に偏っていれば受けを片方だけにしてアタッカー2体体制にもしていました。

他のアタッカーのパターンとして、

パオジアン→受け寄りのPTorカイリュー&サフゴ入りには積極的に選出

霊獣ボルト→電気や飛行テラバの通りがよさそうなら

ハバタクカミ→物理に硬めな子が多いのなら

このような意識で選出を考えました。

 

重いポケモン

挑発or身代わり入りパンチグローブ水ウーラオス

ヘイラッシャが機能せず、削ってもドレパンで戻されるため相手にして非常にきついです。ボルトやハバタクカミで弱点を突こうにも毒テラスが多いため処理しきれないことも多かったです。

 

タスキキノガッサ

受けに使っているヘイラッシャディンルーが両方草に弱く、パオジアンも先制技が無いため、対処をするのがかなりつらいです。先発ならまだ被害は小さめに済ませられることが多いですが、最後とかに出されたらかなり厳しいです。

 

フェアリーテラスアタッカー

PTのフェアリーの通りが良いためフェアリー選出されるが多いです。見えてるフェアリーはこちらがテラスをして対処がしやすいものの、相手のテラスまでは完全に予想することが難しく、フェアリーパオジアンやディンルーなどがふいに来られるとPTが半壊することが多かったです。

 

雷撃オフ(9/9)

このPTで9/9に行われた雷撃オフに参加いたしました。

前回参加した時は予選落ちしてしましたが、今回のPTの出来はいいと思っていたのでせめて予選突破、さらにはスクリーンに映りたいという意気込みでした。

予選は理想通りの動きが出来たり、パオジアンの零度に自分も相手も振り回されたり、急所で勝った試合など色々ありましたが4-3で終了。

オポネント次第なので不安でしたが、それを払拭するかの如く4-3の中でオポネントトップで予選突破!一つの目標を達成できたのは嬉しかったです。

 

決勝トーナメントはBO3であり、この形式で戦うのは7世代で参加したぽちゃオフ以来でした。

この時予選で対戦した方とも話したのですが、ガッサがバレると弱い型なので、たとえ刺さっても2戦目以降に選出しようかなという気持ちで臨みました。

この考えはトーナメント1,2回戦ではうまくいったものの、3回戦目では1戦目にガッサが刺さる選出を相手がしていて負けてしまい、2戦目では今度はガッサが通りにくい選出をされて2連敗となり敗退しました。また、トーナメントは零度に頼る場面も多かったのですが、トーナメント3回戦目ではそれを活かすこともできませんでした。

スクリーンには出れずベスト16という結果で終わりましたが、DLC前の集大成として残せた結果だと思います。次こそスクリーンに映って、自分の自慢のポケモンを映して会場と盛り上がって見せたいです。

 

余談ですが対戦中パオジアンの残飯やディンルーの硬さに反応してくれるが多かったのが嬉しかったです。こういうリアルな反応を見られるのも、オフの醍醐味ですね。

 

最後に

SVでレート2000をずっと目指していましたが、なかなか壁を乗り越えることができなかったため、今回達成できて非常に嬉しかったです。

次の目標として最終2桁、もしくは2100を目指していきたいなと思います。

来月からまた新レギュレーションとなるため、そちらにも対応して良い成績を残せるように頑張ります。

それでは何かありましたらけーた77@jinbokuまで。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

スペシャルサンクス

シグマさん(@zenchino115

 

構築記事テンプレート

ヤドンの井戸 (mega-yadoran.jp)さん